やっぱり娘たちと暮らしたい
やっぱり娘たちと暮らしたいと思った。
娘自体が小1までは「パパ大好き」だったのに、小2になったらパパと暮らしたくない、パパと会いたくない、パパと話したくない。ってなったのを聞いて、どうすればいいんだと思ったけれど、結局は仕事が見つからないのも自分のせい、自分に責任があるんだって気付いた。
酒なんか飲んでたら考えることが出来ない。
シラフになってようやく自分で考えて答えを出さなければいけないんだと思った。
これから自分のやりたいことを一所懸命やっていけばいいんだ。
駄目だったら「次行ってみよー!」
っていかりや長さんみたいに行けばいい。
写真を印刷していて思った。
自分が頑張らないでどうやって二人を守れるんだって。
人にはいろいろな意見がある。
でも決めるのはいつも自分だ。
これで決心がついた。
一人でいて、一人で考えて。
長い時間がかかってしまったけれど、無駄な事なんか一つもないはずだ。
体調はすごく悪いけれど、娘や元妻の大変さに比べたらどうってことない。
元妻は今看護師として働いている。
凄く忙しいと向こうの弟が言っていた。
彼にもひどいことを言ってしまって怒らせた。
キチンと謝らなければ。
二人は一緒に暮らすつもりはないと弟が言っていたけれど、行動で示すしかない。
焦ってしまって空回りしたけれど、一歩一歩やっていけばいい。
堀江さんの本をここを離れる前にくれた。
「ゼロ」
ゼロからのスタートだ。
「衝動買いかな」って恥ずかしそうに言っていたけれど、そんなことはない。
最後の時に娘を抱っこひもで抱っこして、彼女たちを抱きしめて泣いた。
彼女は泣いて「頑張って」と言ってくれた。
あれからどれだけ経ったのだろう……。
関東で大雪が積もった年だ。
医者のお誤診で精神疾患だと言われて20年苦しんだ。
そのあと誤診だってわかったら、まったく具合が悪くならなくなった。
そんなもんだ。
けれどその時には体の方を壊してしまっていた。
車の免許証も失効した。
でも今はこういうコロナで何だか世の中が変わってしまった。
けれどそれが僕にとってはチャンスだ。
働き方が変わったから、家でネットがあれば出来ることがある。
肝硬変で通勤もきついから、自分でスキルをつければやれることがある。
「自分で仕事を作る」
実はやりたいことがある。
オーガニックの食材を売りたい。
本当は自分で作りたいけれど、もうそれができる体ではない。
実店舗がなくてもECサイトを作ってやればいいんだ。
こうやって書いてみるとよくわかる。
書くことって大事だな。
オーガニックのものを作っている農家さんたちを当ってみよう。
勝負はこれからだ。